!インプレッション
効ック〜〜〜!! のひとこと。
ブレーキに軽く足を乗せただけでも効くようになった。
踏力に応じてリニアに反応するので扱いにくいといったことはないので心配することはない。
通常はパッドとローターが馴染んでアタリがついてから効きを体感するものだが、テストドライブで数百メーター走っただけでも違いがわかるほどの効きようである。
アリストのような大重量で大パワーの車には純正装備かオプション扱いでも設定してほしいものだ。
<パッド>
ルービックス TYPE−Y
ルービックス社の”TYPE−Y”はJZA80スープラRZ17インチ対応大型キャリパー用の設定がない。
”TYPE−Y”は低温から高温までオールマイティに使えるので特別に発注。
他のタイプはスポーツ走行よりである。
また、ブレーキダストがホントに少ない。少ないというより無いと言った方がいいかもしれない程である。
と言って、パッドが堅くローター表面を傷つけると言うこともないので安心のパッドである。
<ホイール>
キャリパーを交換するとノーマルのキャリパーに比べ厚くなっている。
通常のタイプのホイールを選んでいたらキャリパーとホイールが当たってしまうとこだった。
私のは大型キャリパー対応ホイールなので(ホイールの裏面がキャリパーに当たらないようにえぐれている)ダイ・ジョウ・ブイ。
!取り付け上の注意点
★ダストカバーが難関
ローターがノーマルの296mmより大きくなった為にノーマルのダストカバーに当たってしまう。
ダストカバーはローター裏にあるステアリングナックルやジョイント部分の防熱やブレーキダストなどからの汚れ防止、ローターを冷却するための導風板などの役目がある。
無くてもそれほど問題にはならないが、無いよりは有った方がいいかも。
で、ダストカバーを何とかしなければならない。
(難易度の低い順に)
@当たる部分を曲げる。(力技です。ダストカバーの外周の曲げてある耳の部分を曲げる)
A取り付けねじ4本を外し、取ってしまう。(ネジを外してもフロントアクスルハブが邪魔して外れないので無理矢理切り込みを入れて外す)
B当たる部分を切る。(エアソーなどでダストカバーの外周の曲げてある耳の部分を切り落とす)
CJZA80スープラRZ17インチ対応大形キャリパー・ローター用のブレーキダストに取り替える。
しかし、このCのダストカバーはボルトオンでは取り付けできない。
取り付け穴の位置が違うためで、JZS161に合わせて穴あけ加工をする必要がある。
また、カバー自体がアームなどに干渉する部分があるので叩いたりして”逃げ加工”も必要。
ほかにもフロントアクスルハブも取り外すので、特殊工具が必要になったり、再使用不可部品があるので出費が多くなる。
このダストカバーが何とかなれば後のローターやキャリパーはボルトオンで付くので特に問題はない。
★ホイールが問題
通常で合わせたホイールでは大型キャリパーを付けるとホイールの裏面に当たってしまう。
ホイールとハブの取り付け面からキャリパーの最厚部(最高部)まで4cm弱ある。
10mm程度のスペーサーを付ければホイールを付けられないことはないが、ハブボルトを長い物に交換しなければならなくなったりブレの原因となるので注意。
オフセットで合わせるよりも、大型キャリパー用のホイールを選択するのがベスト。(ちなみにオフセットは通常も大型キャリパー用も同一のものもある)
あと、純正付属の応急用タイヤが取り付けできないのでスペーサーを用意。
スープラの17インチタイヤ・ホイールを別途用意するのも一つの手である。
!パーツ
品名 品番 数量 備考 ■キャリパー 47730-14260
47750-14270各1 ■ディスクローター 43512-14030
43512-14200各1 ■ダストカバー 47781-14160
47782-14160各1 ■アンチラトルスプリング
(アンチスキールスプリング)47748-14080 2 パッドを押さえるスプリング ■シムキット 04945-14110 1 鳴き止め用のプレート ■ガスケット ? 2 ブレーキライン用(再使用不可部品) ■パッド 1台分 ルービックス TYPE−Y(社外品)